2011年12月19日月曜日

2回目、スタンバイ…

外泊のおわり。
2回目の抗がん剤投与を目前に、いざ病院に戻るとなると急に気分が重くなった。はっきり言って怖い。これからどうなるか、体が覚えている。1回目の不安とは違う、知っているから襲う恐怖。
知っているから、覚悟も違う。この壁が、少なくともあと11回は待っている。逃げたい気持ちを抱えながら、家を出る…


19:30 無事に帰院。着替えて荷物整理。だいぶ慣れた自分のベッド、ここはここで気分が落ちつくなあ。

20:00 看護師さんが基礎チェックに来る。体温、血圧、脈拍、血中酸素濃度。体温と血圧がやや高め…体が活動的になってるのかな?

21:00 消灯。しばらく携帯でメールなどして、寝ついたのがたぶん22:40くらい
06:00 起床時間のアナウンス。まだ少し眠い。トイレに行ってまたフトンにもぐり、定時検温


06:30 採血。月曜日は採血の人がたくさん、と看護師さんは次々血を抜いて回る。窓の外は朝焼けがきれいだ

07:00 ココアをいれてビスケット食べる。甘くて温まるココア、食物繊維とかポリフェノールとか今の自分にぴったりな感じ

08:00 朝食。いつものようにパンと牛乳をレンジであたためる。炒りたまごはコーンとにんじんとグリンピース入り。…このいわゆるミックスベジタブルってやつが子供の頃からどうも好きになれない。色みとか使い勝手がイイのかもしれないけど、味が嫌だ。そもそもグリンピースって豆でしょ。なにがベジタブルだよ嘘つき。ふんっ

09:00 体重測定。61.1kg…かあ。投薬から減ったうちの半分まで戻せなかったな。筋肉もけっこう落ちてるだろうから、その分が大きいかも

09:30 点滴装着。主治医と一緒にずっと担当してくれている研修医のI先生が、ひとりで登場…いやな予感。うわー先生、手際が悪いって。針は一発で入ったからホッとしたけど、テープの貼り方とかひどいよー。看護師さんを見習って!
「じゃあ、後は薬が届いたらまた来ます」と言って去るI先生。なんか点滴すごいスピードだなあと思っていると、今日の担当看護師Fさんが来て、見るなり「うわ早いよっ」てあわてて緩めてくれる。やっぱり!助かった〜。「抗がん剤投与は14時からの予定です」と、なんか先生よりしっかりしてる。この展開だと今日の処置は全部I先生がやるようで…不安。Fさんが頼りだ。

11:30 点滴ゴロゴロ引き連れて売店へ。気分が暗くならないようにマンガが読みたい。ジャンプなんて買ったのいったい何年ぶりだ。

12:30 昼食。ひとまず安心して食べられる最後の食事。よく噛んで胃に優しく。食後に下剤1錠と、投与の前に飲むHakike止めイメンドを服用。

14:00 定時検温。血圧など全て異常なし。
投与は、薬剤部から届けられる薬と主治医先生待ちだそうだ。良かった、来てくれる。

横になり、静かに待とう。

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