2012年1月31日火曜日

次回延期、初…

抗がん剤ABVD療法4回12日目 (2-day26)
通院日

白血球数1800、低い。まず主治医先生から「次回投与は少し延ばしましょうか。一週間」と、またも思いがけない展開が提示される。投与ができない状態ではないけれど、十分な回復とも言えない。ヘタにがんばってもし体調を崩したり重度の感染を起こしたりすれば余計に時間がかかるし体にも良くないと。

2012年1月27日金曜日

地方が劣るとは限らない

抗がん剤ABVD療法4回8日目 (2-day22)

通院日。
白血球数2000。今回は好中球という成分の数値も下限を割って32.5%という低い値。むー。
主治医に今回は投与日の夜に熱が上がったこと、そのせいか体調の回復も遅めな気がすること、腕の血管がどんどん痛くなっていることなど率直にいろいろ報告と相談。
Hakikeのひどい時にツバがまっずくて、少なくて、かわりにタンみたいなネバネバがよく出ると言ったら「逆流性食道炎」みたいな症状かもしれないとのこと。

2012年1月26日木曜日

血管痛やら予測性悪心やら

抗がん剤ABVD療法4回7日目 (2-day21)

4回目、ぷはあ

投稿間隔が開いてしまいました。
先週の金曜に予定通り4回目の投薬を行い、これまで同様Hakikeでぐったり…空白の5日間くらいを過ごしていました。
同様じゃないか。投与日の夜は発熱して38.9℃まで出た。投与前の血液検査でCRP(炎症反応)が高めの感染兆候は出てたから、多少は覚悟していた。

2012年1月17日火曜日

来といて正解。経過数値↓

抗がん剤ABVD療法3回12日目 (2-day12)

白血球数1900。おっと。
前回2200より下がっている。今日もノイトロジン注射決定。
主治医より、血小板数は上昇しているのでまあ心配はいらないでしょうと。
次回投与も予定通り、金曜日に行うことに。

体が回復してくると、次の投与が待っている。喜びと憂鬱の複雑な関係。そういうもんだとわかっちゃいるけど…ため息が出る。

2012年1月13日金曜日

468番の方、こちらにどうぞー

抗がん剤ABVD療法3回8日目 (2-day08)

通院日。
採血してから診察。医療どしろうとだった自分も病院という所にだいぶ慣れてきた気がする。
最初は「採血室」というのがあること自体、へーだった。大きな病院ならたいていあると思うけど、採血のためだけの場所。この病院では入り口で番号発券機から紙をとって、順番を待つ。銀行の窓口みたい。カウンターに6つくらい仕切りがあって、ずらり並んだ看護師さんが次々と採血していく。この看護師さんは一日でいったい何人の血を抜くんだろう。患者も次々現れて途切れることがない。

2012年1月12日木曜日

おやつの食べ方

抗がん剤ABVD療法3回7日目 (2-day07)

昨日あたりから体調上り調子。食欲8割くらいまで回復してきた。
散歩に出かける。外は寒いけど、調子よく歩いていたら軽く汗ばんできて、良い感じ。
おやつ。しょうが湯とクラッカー、最中、パウンドケーキ。

2012年1月10日火曜日

3回目…

抗がん剤ABVD療法3回5日目 (2-day05)

赤ちゃんのように眠る日々。
Hakikeは…前回と同じような推移、かな。ようやく山を越えて少しずつ楽になってきた…のかな。
お昼はうどんを半人前くらい。
今回からHakike止めに「プリンペラン」の錠剤を使い始めた。ナゼアと併せて、効果のほどを探り中。

ふう。パソコン開いてみたけどまだダメっぽい。目とか、脳とか、すぐ疲れる。ディスプレイ見るってだけで実はこんなに負荷あったのか、そんだけ弱ってるのか。
寝ます。

2012年1月6日金曜日

ただいま治療中☆

抗がん剤ABVD療法3回目当日(2-day01)

久しぶりに携帯から投稿。
抗がん剤を点滴している最中にもこんなことができるって、すごい世の中。
本日は昼前に来てまず採血。基礎チェックのあと軽めの昼食をとって、主治医の診察。
白血球は3200とのこと。うーん贅沢かもしれないけど4000までいきたかったな。
その他特に問題は無く、第2クールスタート!
外来で行う化学療法にはそれ専用の部屋があって、専属らしきスタッフがいて対応してくれる。

2012年1月5日木曜日

第3回、前夜

抗がん剤ABVD療法2回18日目(1-day32)

明日から第2クールに入ります。
状態はまあまあだと思います。体重62.0kgで前回投与日より1kg増。腹回り、肉がぷにゅっとつまめて正月太りな雰囲気が少し☆ それでも治療開始時と比較して1kg減なのは、そのほか筋肉が落ちた分だと思う。もう少し運動したほうが良かったか。これまでスポーツやらで能動的に体力トレーニングした経験も少ないせいか、加減がよくわからないけど…
「体力測定」みたいな事もやっておいたら参考になるのかな?と思った。握力とか、肺活量とか、踏み台昇降とか?

今回の心配事は、初めての外来治療になること。行って、点滴で投薬して、帰ってくる。無事帰って来られるのか?車で迎えを頼んではいるけれど。

2012年1月1日日曜日

再出発の年

抗がん剤ABVD療法2回14日目 (1-day28)

あけましておめでとうございます。
職業柄、年末年始は仕事をしている時のほうが多いのですが、今年はゆっくりとさせていただいています。
少し前からブログ投稿のアタマに日数カウントをつけるようにしました。治療記録としては日付よりも目安になります。今取組み中のABVD療法では2回の投与を1クール(コース)とし、各クール最初の投与日からday1、day2とカウントしていくそうです。通常2週間ごとの投与なので、投与日はday1とday15、クール最終日がday28、今日はこれに当たります。本来なら明日投与となるわけですが、正月なので6日にずれました。このゆとりで心身ともに鋭気を養おうと思います。
予定では投与回数にしてあと10回、第6クールまで続く。

さて。
年が変わって、珍しく「今年はどんな年か」と頭の中にイメージが舞い降りてきた。
「再出発」 ー 生活も仕事も日常から離れて一時停止状態だけど、時間は止まらない。
病の克服の先にあるものは復活ではなく、新しい出発になる。いま何かを変えるつもりはないけれど、全てが発病前と同じであるはずもない。取り戻すというより、違う形で前進していなければいけない。
今はその出発のための準備期間だと思う。何を、どう新しくするのか?与えられた時間を使って大事に考えていきたい。

何か…昨年襲った震災のこと、思いがけず人生の進路変更を強いられている多くの人と自分が重なる気もしている。みんな状況はそれぞれ違うけれど、たぶん今年は「再開」とか「再始動」とか、いろんな何かが新しく進み始める年。復興とは元に戻すことではなく、それ以上の飛躍を目指すこと。

そういえば再生とか再利用とかの言葉もより脚光を浴び、アレの再稼働にも関心が集まっている。今年の漢字は「再」か。再会、再現。…再来、は何かやだな。リセット、リターン、リスタート、リニューアル、リデュース・リユース・リサイクル?
というか思うところあるなら書き初めにするものか。これぞ日本のお正月。いやいや、書道ってキライだったなあ。懐かしい。

そして自分の場合、治療を乗り越えた先には再出発と同時に今度は「再発」の危険と警戒もテーマに待っている。これは最も避けたい言葉。
似て非なるは「再発毛」。これは歓迎だけど、治療が終わるまではおあずけ!リアップ〜

本年もよろしくお願いいたします。