2011年11月24日木曜日

発症の経緯まとめ2 大学病院〜実家へ

発症の経緯まとめ1から続き

10月14日
大学病院、耳鼻科診察 B先生「リンパ腫の可能性が高いですね。その前提で検査しましょう」
首の患部を切開して直接細胞採取する生検と、全身のペットCTをすることに。またリンパ腫だとすれば専門は血液内科になる。それぞれ予約を入れ、採血とレントゲンを撮って終了。

10月20日
血液内科診察 D先生。まず「リンパ腫って言われてドキッとしたでしょ。でもまあ治る病気ですからね、安心して下さい。」お見通しだ。この言葉はありがたかった。問診、触診のあと「リンパ腫は担当の先生がいるから、次からそちらで診てもらいましょうね」と。いったい何人の先生を渡り歩くんだ?


10月28日
生検。検査といっても「組織試験採取」という名の立派な手術だ。
最近いろいろと初めての体験つづきだけど、自分が手術台に乗せられるなんて…
切開して、採取して、縫合して、無事終了。

11月2日
ペット(PET-CT) 放射性物質を体に点滴して、全身画像を撮る。
一時的に自分が放射線を放つ体になるので、前後しばらく隔離部屋にいれられる。独房みたいだ。
痛いことは何もなく、無事撮影終了。

11月4日
先日の生検手術跡の抜糸。それだけの予定だったけど、ペットの画像が上がっていたのを見ながらB先生サクっと「あー縦隔いってるねこりゃ、もう入院でしょ」そんな。あっけらかんと。
首の腫れは症状の一端でしかなく、縦隔と呼ばれる肺と肺の間にデカイ黒い影が。さらにその下にも、あちこち…
まあ詳しくは血液内科の診断ですねと、既にやる気なし?
このごろ患部が痛むようになってきた。手術のせいかと思っていたけど、どうも違うらしい。

11月11日
血液内科 E先生「まだ確定というわけではないんですが」…やたら言葉を選んで慎重に話される。病状やばすぎて気を使っているのか?そういう人なのか?
リンパ腫であることはほぼ決まり。いろんな型のある病気なので確定にはもう少し時間がかかるが、入院は免れないだろうとのこと。
ガンですか、私。家族のこと、仕事のこと、考えることはたくさんあるけれど、頭が回らない。
首の痛みが増す。鎮痛剤を途切らせられなくなってきた。

11月18日
血液内科 E先生「おそらくホジキンリンパ腫だろうと見立てています。入院の準備を始めてください」入院で3ヶ月、その後通院で3ヶ月はかかる。それまで職場復帰は難しいだろうと。
入院するなら実家のほうでと既に決めていたので、紹介状を書いてもらう。
こうなったらとにかく早く治療開始せねば。翌日、既に進めていた職場の引継ぎを終わらせ、休職に入る。

11月21日
実家のほうにある医大病院、血液内科診察 F先生「まず標準治療(ABVD療法)ですね。抗がん剤を2週間毎に点滴していきます。計6ヶ月」ここまでは予想通り。
「その前にあといくつか検査しましょう。前病院から生検の標本も取り寄せてこちらでも確認したいので、入院はそれから」おっと。
いいのかそんなんで。明日にでも入院のつもりでいたので、ちと肩透かし。
最近ひどくなってきた背中のかゆみがあり、見た目にも分かる症状があったので皮膚科も受診することに。
それぞれ予約を入れ、お決まりの採血をして終了。

11月24日
医大病院、皮膚科診察 G先生「あ、かゆいだけだね」見た瞬間!すげえなプロ。
その前に10分以上かけてやった助手さんの問診は何だったんだ。
まあ厄介な症状でなくて良かった。飲み薬とぬり薬を処方してもらい、あっさり終了。
午後、骨髄穿刺(マルク) 痛いと定評のある検査。やる人にもよるらしいが…とにかく緊張。
骨髄を抜くその時、重い鈍い痛みが確かに。「ふぬっ」
安静1時間とり、無事開放されました。



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