抗がん剤ABVD療法2回10日目 (1-day24)
当方ではもうずいぶんお天気が続いていて、気持ちいい一方で乾燥もスゴイ。もうからっから。手指が荒れる。くちびるがシュワシュワ。外気に敏感になっている体が的確に反応する。
このままだとすぐにくちびるが切れ出すような気がして、人生で初めてリップクリームを購入してみた。いざ手にしてみるとスティックのりみたいにも見える。貼りついて口が開かなくなったらどうしよう、なんて心配は少しもせずに使うけれど、うーん、使い心地が良いのか悪いのか、しばらく慣れないなあ。
2011年12月27日火曜日
貧弱ではありませんよ
抗がん剤ABVD療法2回9日目 (1-day23)
退院して4日ぶり、初の外来診察。
先に採血を済ませてから血液内科の外来待合室へ。今日はとにかく血液検査の数値がメインだ。早く知りたいような怖いような、学校で中間テストの答案が返ってくるみたいな気分。結果は。
「白血球数、退院前より上がってますね。」
え?
増えてる?
良いの?
…意外な展開。減っているのが当然で、危険レベルがどれくらいかを聞く覚悟でいたのにまさかのプラス。
退院して4日ぶり、初の外来診察。
先に採血を済ませてから血液内科の外来待合室へ。今日はとにかく血液検査の数値がメインだ。早く知りたいような怖いような、学校で中間テストの答案が返ってくるみたいな気分。結果は。
「白血球数、退院前より上がってますね。」
え?
増えてる?
良いの?
…意外な展開。減っているのが当然で、危険レベルがどれくらいかを聞く覚悟でいたのにまさかのプラス。
2011年12月26日月曜日
2011年12月25日日曜日
2011年12月24日土曜日
2011年12月23日金曜日
2011年12月22日木曜日
2011年12月20日火曜日
2011年12月19日月曜日
2回目、スタンバイ…
外泊のおわり。
2回目の抗がん剤投与を目前に、いざ病院に戻るとなると急に気分が重くなった。はっきり言って怖い。これからどうなるか、体が覚えている。1回目の不安とは違う、知っているから襲う恐怖。
知っているから、覚悟も違う。この壁が、少なくともあと11回は待っている。逃げたい気持ちを抱えながら、家を出る…
2回目の抗がん剤投与を目前に、いざ病院に戻るとなると急に気分が重くなった。はっきり言って怖い。これからどうなるか、体が覚えている。1回目の不安とは違う、知っているから襲う恐怖。
知っているから、覚悟も違う。この壁が、少なくともあと11回は待っている。逃げたい気持ちを抱えながら、家を出る…
2011年12月18日日曜日
軍配はどっちに上がる
抗がん剤ABVD療法1回14日目(1-day14)
半月ぶりに出た外界。
温室のような病棟内とはまるで違う空気は、真冬の寒さもあって良くも悪くも刺激的だった。 なるべく五感を働かせたほうが体調保持とか機能回復になると思う。 けれど、今回は安全優先。外気に触れることは極力控えることにして、寄り道せずに実家へ。
家は良い。まずくつろぎ感が段違いだ。何が違うんだろう。
静かなこと。
人目が無いこと。
床で生活できること。日本人だなあ。
大部屋の病室も予想していたほどには窮屈じゃないなと思っていたけれど、解放されてみると違いがよく分かる。
半月ぶりに出た外界。
温室のような病棟内とはまるで違う空気は、真冬の寒さもあって良くも悪くも刺激的だった。 なるべく五感を働かせたほうが体調保持とか機能回復になると思う。 けれど、今回は安全優先。外気に触れることは極力控えることにして、寄り道せずに実家へ。
家は良い。まずくつろぎ感が段違いだ。何が違うんだろう。
静かなこと。
人目が無いこと。
床で生活できること。日本人だなあ。
大部屋の病室も予想していたほどには窮屈じゃないなと思っていたけれど、解放されてみると違いがよく分かる。
2011年12月17日土曜日
2011年12月16日金曜日
クジ運良いのか悪いのか
抗がん剤ABVD療法1回12日目(1-day12)
統計で言って、リンパ腫という病気にかかる人は日本人で毎年10万人中7人とか8人くらいだそうです。
昨日、患者仲間のKさんと話していて「自分はなんて不幸なんだと思いませんでした?なんで自分が?って」と聞かれ、そういえばそんな気持ちにはとんとならないな、と思った。なんでだ。
統計で言って、リンパ腫という病気にかかる人は日本人で毎年10万人中7人とか8人くらいだそうです。
昨日、患者仲間のKさんと話していて「自分はなんて不幸なんだと思いませんでした?なんで自分が?って」と聞かれ、そういえばそんな気持ちにはとんとならないな、と思った。なんでだ。
2011年12月14日水曜日
2011年12月13日火曜日
2011年12月12日月曜日
副作用とたたかう
医師も言っていたが、抗がん剤というのははっきり言って「毒」である。
細胞の増殖を阻害するもので、抗がん剤治療とはまさに「毒をもって毒を制する」やり方なのだ。
この毒ががん細胞だけを攻撃してくれるとベストなんだけど、なかなかそうもいかない。見境無しに銃をぶっぱなす狂暴な荒くれ者、そんな感じ。
体内に注入されたこの荒くれ者は手当たり次第暴れて正常な部分まで攻撃しまくり、体に様々な変調をきたす。これが副作用だ。
「がんとの闘い」というけれど、こういった化学療法の場合がんと実際に闘っているのは抗がん剤であって、患者の現実は「副作用との闘い」なんである。
細胞の増殖を阻害するもので、抗がん剤治療とはまさに「毒をもって毒を制する」やり方なのだ。
この毒ががん細胞だけを攻撃してくれるとベストなんだけど、なかなかそうもいかない。見境無しに銃をぶっぱなす狂暴な荒くれ者、そんな感じ。
体内に注入されたこの荒くれ者は手当たり次第暴れて正常な部分まで攻撃しまくり、体に様々な変調をきたす。これが副作用だ。
「がんとの闘い」というけれど、こういった化学療法の場合がんと実際に闘っているのは抗がん剤であって、患者の現実は「副作用との闘い」なんである。
2011年12月11日日曜日
Hakikeでゴー
抗がん剤ABVD療法1回6日目
「吐き気」という字面が続くだけで不快なので、Hakikeと書くことにする。
もー、Hakike!Hakike!な毎日。
これが噂の!Hakike!
冗談めかしてるけど、やられっぱなしでした。きつい。
聞けば、ひと昔前に比べると断然楽になったらしい。優秀なHakike止めが開発めざましいから。
実際、今回すでに4種類のHakike止めを使っている。そんなにあれこれ足して使っても平気なのか尋ねると、作用のしくみがそれぞれ違うから大丈夫なんだそうだ。そのおかげか、リバースまでいったのは初日の夜だけであとはHakike気持ち悪いで持ちこたえている。
「吐き気」という字面が続くだけで不快なので、Hakikeと書くことにする。
もー、Hakike!Hakike!な毎日。
これが噂の!Hakike!
冗談めかしてるけど、やられっぱなしでした。きつい。
聞けば、ひと昔前に比べると断然楽になったらしい。優秀なHakike止めが開発めざましいから。
実際、今回すでに4種類のHakike止めを使っている。そんなにあれこれ足して使っても平気なのか尋ねると、作用のしくみがそれぞれ違うから大丈夫なんだそうだ。そのおかげか、リバースまでいったのは初日の夜だけであとはHakike気持ち悪いで持ちこたえている。
2011年12月8日木曜日
2011年12月6日火曜日
2011年12月5日月曜日
2011年12月2日金曜日
2011年12月1日木曜日
はじめての入院!
ついに来た。どちらかというとワクワクしてる自分。
看「人生初入院ですか」
私「そうですねーたぶん新生児以来です」
病棟のスタッフさんたちは優しく丁寧で、ひと安心。
病室は9階、大部屋だけど自分のベッド窓側!眺めがE〜♪ラッキー
看「人生初入院ですか」
私「そうですねーたぶん新生児以来です」
病棟のスタッフさんたちは優しく丁寧で、ひと安心。
病室は9階、大部屋だけど自分のベッド窓側!眺めがE〜♪ラッキー
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