2012年3月31日土曜日

毎日が宝くじ

抗がん剤ABVD療法8回5日目(4-day19)

ぷっはー。
ようやくHakikeが治まり始めた。やっぱり投与から5日間はきっついです。
抗がん剤の点滴中はひどくなる一方で、今回は始まってすぐリバース。何度もリバース。
「拒絶反応」ってまさしくこういうことなんだなと、身を持って実感。

あと4回になってずいぶんゴールが近くなってきたようだけど、
正直な気持ちで言わせてもらえばあんなのもうただの1回だってゴメンですね。本当に。

どうしてこんなことになったか?
なるべくしてなった、と思っています。

生活習慣、心身のケアができていなかった。
「やっているつもり」ではダメだった。
病気になり、振り返り、ようやくわかること。


早い桜、発見


Twitterなどで「リンパ腫」や「がん」にまつわる話を検索していると「放射線」そして「原発」に絡む発言が多く見受けられます。いろんな病気との因果関係が全く無いわけもないんだけど「よくわからない」被曝被害。健康に与える影響、被害、良いも悪いも数十年後になってようやく統計の数字として分かるようになるんでしょう。

たまたま今、リンパ腫というがんを患っている自分ですが「そんなの今はどうでもいい」というのが正直な気持ちです。生きるか死ぬか、治るのか、よし治してやる。今はただそれだけ。

それよりもー
人が今日生きていられることは、幸運なのだと、肝に命じておきたい。
誰であれ、明日死んでもおかしくない。

10万分の1:このホジキンリンパ腫という病気の罹患率。

1000万分の1:ジャンボ宝くじの1等当選確率。

1000万分の380:交通事故の年間死亡率 →1日あたり、1以上。

交通事故だけで、死ぬ確率は宝くじ1等よりも高い。抽選日は毎日で、だ。
宝くじが当たるかもとウキウキする気持ちと同じくらい、
「今日も無事に暮らせた」ことを毎日ハッピーに感じているだろうか?

放射能のせいで罹患率が2倍、5倍、10倍になろうとも大したことじゃない。
病気になることは不運ではない。
今日生きていられることが幸せなことで
全ては偶然ではなく、意味があります。
感謝。



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