ＰＥＴ−ＣＴ検査【２回目】

６クール終了後１５日め

ペット撮影してきました。
体内に放射性物質を含んだブドウ糖を注射して、がん細胞に集まる様子をＣＴスキャンと組み合わせて画像化するというスーパー現代医学装置。
通っている病院にはその設備が無いので、今日は専門の撮影センターへ


なんとなく、殺風景な場所で細々やってるのかなと思ってたらあらびっくり。
ホテルのフロントみたいな受付から始まって、全体にすご〜くきれい。そして丁寧な対応。
なんかこう「患者さん」ではなく「お客様」として扱っていただく。はー。

着替えて問診、その後「安静室」という場所に通される。
目の高さまで仕切られた区画が２０くらいあって、けっこう人がいる気配。
マンガ喫茶のVIPシートとかってこんな感じかなー。行ったこと無いけど。
大きなリクライニングチェアに、ひざかけ、クッション、お茶、テレビ。

ここで、造影剤が体に行き渡るまで１時間くらい「安静」にしていなければいけない。
活動するとそこにブドウ糖が集まっちゃって正確な診断の妨げになるんだとか。
なのでテレビも読書も今日は禁止。けっこう厳しい。ぐーぐー。
ちなみに前６時間絶食。今朝は水とお茶しか飲んでマセン。

前回、治療前に撮った大学病院も個室がキレイだったけど雰囲気はぜんぜん違うなー。
もっと完全に「部屋」になっていて、窓もない娯楽もない「独房」みたいで。
ダンサーインザダークの最後の方のシーンを思い出したりしてた。

あるのはただ白い壁

あーねむねむ〜。
リクライニングを倒して、うとうと良い感じになった頃タイマーがなる。
トイレを済ませてスタンバイ。技師の先生が呼びに来る。

近未来サイバーな空間と機械に身を横たえると、あとはただじっとしてるだけ。
自分に「体が動かなくなるサイミン」をかけてぽけー。目を閉じる。

きゅぃいいいいいいいん↑♪
加速するモーターのような音に加えて、いろんな機械音が鳴り続けている。
うおーん。
ぶいーん。
ふぉんふぉんふぉんふぉんふぉん・・・

しゅごー、ぷしゅー。

さあマシーンよ、体のスミズミまでとくと覗くが良い。

撮影は２回行われる。
１回目は全身通し、２回目は１回目の結果を見てポイントを絞ってやるんだとか。
間にまた小１時間の安静。

計３時間半。ひととおり、順調に終りました。
お会計、保険適用で¥30,360-

ふう。おなかすいたー＼(^^)／

結果は１７日に。