2012年2月11日土曜日

投与がきっつい

抗がん剤ABVD療法5回2日目(3-day02)

昨日の続き。
えー、回を追うごとに反応が早くなっている模様。
潜水ヨーイ、で準備ぬかりなく迎えたつもりが甘かったようで。
今回は投与中のHakikeがきつかった。
「見て見ぬフリ」には限度があり。

どういうことかというと、投薬のためのゴージャス椅子に座ったらもう気持ち悪くなった。いや、うすうす気づいてはいたのだけれど、病院に入ったあたりからHakikeの助走はとっくに始まっていて、点滴を刺す前にもう70%くらいキてた。

点滴はHakike止めの薬から始まるんだけど、もうそれが気持ち悪く感じる。何か異物が体内に注入される、来る、キタ!と体が感じた瞬間、リバース。自分でもびっくり。
看護師さんはえらい。落ち着いて騒がずイヤな顔もせず対処してくれる。「大丈夫ですか」と安易に言わず、それが特別なできごとではないかのように。まあ実際しょっちゅう接する事態だろうけれど、といって心なく処理されるのともぜんぜん違う。「冷たい水持ってきますね、うがいすると少しラクになりますよ」いたわる心は言葉でなく伝わる。

さて、リバース直後は少しの間スッキリ。この気分でいつまでもいたいけれど、しかし投薬は止まることなく続く。これを全て受け入れきらないと帰れない。ひどい拷問に思えてきた。治療のため、とはいえ体を治す「病院」という場所で体調を最悪の方向へ叩き落とされているこの不条理。帰る頃には歩くのもしんどい状態で、フツーこんな気分悪かったら病院行くわ!ってまさに病院で思ってしまう。あう…

けど今回は収穫もあり。ダカルバジンの血管痛は前回よりも楽だった。30分のところ50分に点滴スピードを下げてもらったからか、右腕に変えたのが良かったか。投与終わったら右腕はやがて回復、痛くない。これで左腕あと2週間休ませられるから、だいぶ良くなるかな。
帰ってからも、熱出した前回よりはずっと楽で。とにかく食べるのはあきらめて、水分少しとってさっさと横に。夜は眠れた。朝には気分もだいぶ回復!おーめーでーとーっ。

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