2012年4月19日木曜日

「ほんやくコンニャク」が世界を救う


ひらめいた。

もう少しで、戦争が少なくなっていく。…かもしれない話。
少なくとも、大戦争の不安は減っていくんじゃないか。そんな予感。

戦争っていうのは実際のドンパチやらかすだけじゃなく、
その手前の軍備増強合戦だったり経済競争だったりという広い意味でごくごく身近な問題。

どうするか。ひとつ言われることには、国と国とが利害で対立しようとも個人個人がもっとずっとたくさん友達であればいいと。

国民感情、って言うのか。
その国に対するイメージがすごく良いような時は、たぶん争いとは縁遠い。

けれど今はまだ、国と国のお付き合いで生まれるイメージが先行して、国民感情はそれに染まりやすい。
国籍を越えた友達ってまだまだ少ないし、そこに行ったことも興味も無いなんてことのほうが多いから。
そこに先行したイメージが色のついたフィルターとなって眼を曇らせ、さらに情報を偏らせる。先入観って怖い。
「家電製品は外国のメーカーなんて論外」といまだに思ってしまう。

交通の発達で世界の地理はずっと近くなっている。
テレビとインターネットの普及で世界の情報はずっと手に入れやすくなっている。
人、物、文化の交流は進んでいる。

でも戦争を防ぐには、まだまだ。
まだまだ。

言語の壁が大きくそびえている。
あの国のことが知りたくても、日本語で調べているうちはきっとよくわからない。
あの人と友達になりたくても、英語が話せたってどれくらい通じるものか。


最近、「音声認識」が携帯電話に搭載されるようになってきました。
しゃべると反応する。声で操作。機械が言葉を理解する。
これがこれから一気に普及します。カーナビ、家電、あらゆるところで。

と同時に「自動翻訳」の性能も上がっていきます。飛躍的に。
入力文字だけでなく、今すでに音声認識と合成音声で「リアルタイム通訳マシーン」は実用段階。
空港や公共施設あたりから普及して、やがてこなれてくれば電話の機能その他にどんどん標準装備されていきます。

これが身の回りに溢れた世界を、想像してみます。
言語の壁が小さい世界。
全ての国のテレビ番組を、同時通訳つきで見ることができる。
インターネットでも、国際電話でも、外国人街でも、海外旅行でも、いつでも母語でOK。

どこの国の誰にとっても。これがカンジン。

言葉の壁が小さくなれば、そのぶん交流も理解も深めやすい。
裾野の広がりはきっとケタ違い。
留学もビジネスも旅行も、現在の比較にならないレベルになる。

相手を知ることでキライになってしまうことも多いかもしれないけれど、
無知無関心よりはるかにイイ。

そうして、人、物、文化の交流が今より1000倍も進んだ世界になった時ー
「国と国との利害関係」が、どれほどの意味を持っているんだろう。

世界のギスギスした緊張感は今よりもずっと、和らいでいる。…ような気がした。


こんな話は「風が吹けばオケ屋が儲かる」と、嘘かホントか信じるも信じないもご自由にですが。どうせ進むなら楽しい未来へ。
お読みいただきありがとうございます。

0 件のコメント:

コメントを投稿